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半世紀前のドラマで知る言葉に無頓着な日本人
「いい加減に でたらめ(出鱈目) なことを言うな」 …これは正しいのか調べたい。

 「いい加減」と「でたらめ」は類語ではなかろうか。ただし「いい加減」は文脈で適用範囲が広がる。「でたらめ」であると適当と軽い意味は無く嘘って意味でしかない。

 “ いい加減に出鱈目”と決めて検索すると意外と多く表示された。使用されてる文脈から推察すると「いい加減にしやがれ」として意味が確定することを「いい加減」と省略して「出鱈目」を付けてる。

「適当に でまかせ を言うな」ってことでしょうが言葉の意味が重複している。

 意味も知らない奴らが使うとそうなるのは現在でもあり、「だんとつ(断トツ)」の意味も略語であることも知らずに「断然」の替わりに使いやがるから「断トツ1位」なんて馬鹿な言葉を使う。

 平然と使ってる “重言” も多い。例えば「巨大」って両方が大きいって意味じゃん。「巨」を調べてみたら語源は激しく距離の隔たりがあると説明されていたが、それがなぜ「巨」なのかまで解らず。

 「超」という言葉があるにも関わらず “重言” によって強調させるのも日本人の得意技だからオノマトペじゃねぇーってのに「ほぼほぼ」なんて馬鹿な言葉を使い出した。

 以前に考えたが日本人は言葉の意味を無視して音色を優先させてしまう。それだから「空気が読めない」と通じないという面倒くさい奴らになってしまった。

 研究者が言葉は変化してきたと言うとおりだが、過去の出来事と現代は全く違うと言ってもよく、依然としてテレビの影響力も高く、社会性が培われてない状態にて個人も発信力を持ってしまったため一人のお馬鹿さんが原因でとんでもないことが起こっている。

| emisaki | 2024-07-23 Tue 08:01 | 大衆媒体::テレビ全般 |