2024-08-22 Thu
2024年8月21日の夜、ゲリラ豪雨で新宿駅、麻布十番駅、市ヶ谷駅などで冠水し、国立競技場駅では階段を滝のように水が下ってゆき、地下の車両が水浸しなニュース映像が放送された。鉄道会社にしてみれば大丈夫だと高をくくっていた場所がやられてしまったのかもしれない。大地震より確率が高いわけで、客として事態に遭遇してしまう前に考えておかねばなるまい。
俺の思い込みだっただけだが原発ってミサイルぶち込まれても大丈夫かと思ってたら津波で無残でしたから日本を過大評価しすぎてきた。降雨対策も昔の基準値だから軽く上回る。
ゲリラ豪雨にて都心部の駅で冠水し電車が止まる事態。設計から多量の排水が想定されてないし、電車の駅なんて改装しても継ぎ接ぎ、ハリボテ状態だらけで本質的には変わってない。
高速道路では工事の進捗状況が写真や動画にて掲載されており完全な作り直しが多いが、電車の駅って新宿や渋谷など巨大駅でも改装だけで今の時代に合わせた排水設備には改良されてないことが証明されたってことではないのかな。配水管の部分が溢れるってなら考えられるが、複数のニュース映像にて そこらじゅうから水が流れ出ていた。
→ 東京メトロ >> 風水害対策
ゲリラ豪雨には役立たずってことですね。そうなると地下のほうが安全なんて言ってられない。今回の流れ込みだけでも高齢者は上るどころか流されてしまうだろうし、もっと酷ければ普通の大人でも階段を上れなくなる。地震なら地下でも水害なら高い場所へ逃げたい。
複数人いれば川が増水で流れが急になったときの対処法が通用するだろう。手を繋いで並ぶのは最悪で、電車が連結してるように縦の列になって助けを待つか、川の場合は同時にカニ歩きで岸へ向かう。縦なら水圧を軽減させチカラを増大できる。地下鉄の駅の階段なら手すりを掴んで連なって前進(上る)。
推論だが普通に歩いて進むよりも、摺り足で、尺取り虫のように進めば流される危険度を減らせるのではないか? 連結も距離によっては渦が発生して意味をなくすかもしれないが、個人では実験ができない。こういうのをテレビがやれっていうんだよ。
バリアフリー法の罪か!?
市ヶ谷なら横の川に流せばと思ったら最も弱い地下鉄南北線のほうでした。あそこは横が高台のため流れ込んできたと見るべきか。地上の車道は排水のため中央が盛り上がってる。川のほうに向かって斜面なら溜まらないはず。それでも現状では歩道と欄干の台座によって20cmくらいの壁になって水が溜まってしまう。道路脇の排水溝以外に水が流れ出すところが無い。
江東区や墨田区なんてゼロメートル地帯の駅でも見られるが、地下鉄の入口って水害対策で、いったん階段2~3段を上ってから下がるようになってる。今回の冠水ならそれがあれば防げた。
ところが地下鉄南北線なんて新しくバリアフリー法が災いしてか地下への出入口に止水板しか対策がない真っ平ら。どうせ階段しかないのに入口を平らにして何の意味があるのか?今回の東京都心部の多数の駅で冠水したゲリラ豪雨で思い知っただろう。
住吉駅とか東陽町駅は入口に段差があり、エレベーターとかバリアフリーな入口は完全防水扉かな?いや、そんなの付いてるようには見えず止水板を入れる溝があるだけじゃん。止水板だって隙間から水が入るわけだからエレベーターが水浸しになるわけだ。
ガス管や水道管の老朽化のように電車の線路の下や駅も完全に新築しなければ危ない感じ。既にホームドア設置で運賃に上乗せされてるが、完全な対策のため値上がってもなんとかするしかない。そうしないと外国のように遅れまくったり止まりまくったりして結局は利用者が損をする。
ゲリラ豪雨で1時間100mmも有り得るならば、俺の概念ならば200mm対応ですけどカネ儲けの世界じゃ そうは問屋が卸さねぇーか。東京では電車が最重要な交通だから困る。
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| emisaki | 2024-08-22 Thu 12:02 | 生活::防犯・防災・防疫・犯罪など |
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