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中古3万円で買ったNikon AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDを少し試す

 中古売価4万円程度と3万円のを比べていて、どうせ擦り傷や刻印の剥がれ具合、販売時に入ってた箱、フードがあるかないかの違いだろってことで3万円のを買った。

 自分で使ってきてればわかるが、突起部分が削れる(剥がれる)のは当たり前で、そうした作りをやめろと言いたい。ほかにズームの焦点距離表示など印字は擦れて消えてくる。



【数ある中古品からの選別】

 使い潰すなら箱も入らないし、どうせ使ってれば自分で筐体にキズは付ける。そしてフードは2千円で新品が買える。ひび割れがあるなんて、強くぶつけなければできない問題を抱えてたらお断りだが、レンズの使用に支障がなければ経年劣化は仕方がない。

 日本の中古店はそれでも買い取り価格を低く見積もるし、例えば売ったり下取りに出すとき買ったときの箱がないだけで何千円も引かれてしまう。品質ではないからそのような商品を買うのはお得。

 それでも安いからって汚れすぎには手を出さない。掃除すれば良いではなく、前に使ってた人の性格が現れるからで適当に扱われてたならば品質も落ちてるはずと考える。

 使用上の経年劣化ではフォーカスリングやズームリングに巻き付けられてるゴムがある。使いすぎてると、そこが白っぽくなったり、ベタついたり、最悪はゴムが伸びて空回り。

 有名メーカーの品質は高いが、サードパーティー製(互換レンズ販売会社)のだとゴムの質が悪く、長年と使わなくても伸びてしまったこと何度かあり、伸びた分を切り取ってホチキスだったり瞬間接着剤で止め直したことがある。そこの交換だけで修理に出すと高くつく。何らかの故障のついでだと部品代で済むから過去に勝手に交換されること多々あった。

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【逆光に弱いか?】

 特に酷いとは思えない。過去に店で買う前に試すとき懐中電灯を持参してレンズの前に出せばどんなレンズでもフレアーが盛大に出る。画面外となる位置の光源でも出ることはあるからこそレンズフードの存在がある。広角レンズだとあまり役に立たないんだが35mmより18mmのほうがレンズフレアーが出にくい。



【カメラ内蔵フラッシュ(スピードライト)】

 キヤノンEOS 7Dを使っていてフルサイズの焦点距離1.6倍になるAPS-Cでも気になっていたのが近接撮影でレンズの影。KISSのレンズキットに付いてるような EF-S17-55mm/F3.5-5.6 IS なんて安い小さなレンズでもズームレンズは長さがあるから影が少し出る。

 私の場合はタムロンの17-55mm/F2.8とかF値の小さい(明るい)太いレンズを使ってたため盛大に影が出て内蔵フラッシュは近い距離の撮影では使い物にならなかった。

 EOS 7Dで使ってたのはAPS-C専用のタムロンの17-55mm/f2.8のほか純正ではEF-S17-85mm F4-5.6 IS USMはフィルター径67mmだったが、Nikon AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDは35mmフルサイズ用フィルター径77mmで以下の通り陰った。


 完全に暗い影になる部分のみ示したため、実際は影とした周囲にも暗い部分がある。

 別途スピードライトを持ってるが、カメラに取り付けても下向きにはできないためカメラ内蔵をマスターにしてスレーブ動作させるか、有線式か無線式で別角度から当てれば影を出さなくできる。

 スピードライトを所有してなければ他の照明が必要。影の出方を確認したかったため高照度のLEDを使ってたが何十時間も使ってないのに照度が落ちすぎたため新しく買ったが3千円程度なら買い増して多灯発光できそう。昔に使ってたLPLのブロム シネ ライトの500W球なんて5千円くらいだった気がする。電球の前に割り箸をかざすと燃えちゃうくらい取り扱い注意だったよ。



【予想通りのズームでフォーカスが変わる一般的レンズ】

 ピント固定にて焦点距離を変えるとピンボケする。動画撮影では致命的となるため AF-C (動画では AF-F)モードで追尾させないといけない。当たり前だが被写界深度を深くできる状態で使えば気にならなくなった。

 計測器を所有してるはずもなく、定規を置き、カメラを若干下向き。レンズはマニュアルフォーカスで距離計「0.28m」の8の文字の中央に指標(目盛り)を合わせて、18mm、24mm、28mm、35mmにて撮影してみた。絞りはF4.5固定にしたため広角では被写界深度が深くなってる。












 AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED はズームでもフォーカスでもレンズの全長は変わらない設計のため防塵性は高いが何か負担がかかってないのだろうか?

 知識がないから不明というか光学系の設計をしてる人にしか理解できない世界だよ。世間で飛び交ってるのは聞いた話をとやかく言ってる客だな。

 そんなことで勉強するための資料が見当たらなかった。他の製品からすると、もしかしてインナーズームやインナーフォーカスをやめればF2.8~F4..0になったのか? 旧製品に Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED というのがあるが、それに相当する新製品が無い。それは発売時で税別25万円だから画角は違えど AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED が後続モデルなんだろうか。

 買う前には 17-35mm や 16-35mm もあって大差ないし十分かと思ってたら 14mm でも広すぎるとは言えなかった。そういえばビデオカメラで広角28mmに0.5倍のワイドコンバージョンレンズを付けて花火撮影してたな。今まで花火で28mmだと収まらずに困ってたから単焦点の20mm F1.8 が良いかと思ってたけが良い場所に行けたとすると20mmでは収まりきらない花火が多くなりそう。

 単焦点28mmまたは広角側17mm×1.6倍=27.2mm(35ミリカメラ換算)を使って太刀打ちできるのは離れた位置から撮影したときだけ。ワイド スターマインなんかで富士山みたいな形を作られると両脇が入らず酷い写真になったことがある。ほかにも地面から打ち上げも画面に入れると上空で開いた花火の上部が欠けたこと何度もあった。



【動画撮影での動作音】

変動するF値は、
18-19mm F3.5
20-23mm F3.8
24-25mm F4.0
26-27mm F4.2
28-35mm F4.5
だったが、それくらいだと境目で急に明るさが変わって見えることはなかった。

 静かな場所で動作撮影すると、機械的に動かしてる絞りの動作音がマイクに入る。AFの動作音は一般的にで、業界で言う「鳴き」症状はなかった。他のレンズだとVR(手ぶれ補正)の動作音まで入るから外部マイクが必須になってる。



【過去に買った中国製の粗悪品 回転式偏光フィルターを再確認】

 70-200/2.8にて使おうと買ってみたら撮影に使えるような状態じゃないことがわかった。とんでもなくぼやけてしまった。当時から望遠系では使えず広角系レンズのほうが救いがあることが解ってたが、どっちにしても画面がぼやけてしまって使い物にならず、変色もしてしまって、安物買いの銭失いとなった。

液晶テレビの偏光フィルターとは次元が違うのに手を出してきた結果だろうか?

 以後に マルミ光機 の「EXUS サーキュラーP.L.」に買い直したが、これが77mmともなると安いレンズが買えそうな2万円だったからアウトレット品を買った。使えば望遠レンズでも広角レンズでも問題なく、掴まされたのが酷い製品と裏付けられた。

 商品に www.camrangers.com (注意:www.camranger.com ではない)と書かれてるのだが、連中の得意技である ヒット アンド アウェイ なのか私が粗悪品を掴まされた2017年に事実上の消滅。残されたイギリスのfacebookからすると1年しか営業実体がない。アメリカとイギリスに拠点があったようだが、当時の調査では某国語が出てきて欧米人の影は見えなかった。
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| emisaki | 2024-01-24 Wed 22:30 | 映像音声::写真(カメラ) |