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京成押上線 連続立体交差事業から葛飾区を考えた(1)

 10年くらい前にたまたま通りがかって再開発事業を知ったが、電車を高架にする部分は時代の流れで当然かと思った。

 昔によくあって問題視された必要な土地だけ買い取る酷い手口は今ではないため立ち退きになる人の所有地は全て買い取られてる。立石駅で見たところ従来の2倍の面積が確保されてるため、線路は左右に分けて一気に高架にしてしまうのかと思ったら違ってた。

 立ち退きに遭う所有地が買い取られてるため部分的に広く見えてしまっただけで、立石駅から離れると2倍もの幅がない。立石駅と四ツ木駅の間にある踏切でGoogleストリートビューの撮影年月が2013~2014年と古すぎるためかと思ったら現在でも確保されたのは電車1本分だから幅は1.5倍ちょっとくらいであった。

 京成押上線(四ツ木駅~青砥駅間) 連続立体交差事業の施工順序図とやらを見たところ、他の鉄道会社の工事で見たように片側ずつ高架工事となっていた。

 高架されてる青砥駅のほうを衛星写真やGoogleストリートビューで見ると工事中に使う仮設高架橋が造られてる。上り下りする仮設線路使ってる最中に現在は立石駅に向かって下ってる部分を1線ずつ完全な高架にしてしまうのだろう。同時に四ツ木駅までも完成しないと移設できないため、途中経過を見るなら1~2年後かな。

 鉄道とは別であるが葛飾区役所の移転が2028年と言ってるし、駅前に立ってる支柱は先に移設するための支柱とは関係がなく、最終的な北面のため完成はずっと先だな。

東京都建設局 >> 京成押上線(四ツ木駅~青砥駅間) 連続立体交差事業
→ 都市高速鉄道京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間) 連続立体交差事業等について [PDF]

| emisaki | 2024-09-10 Tue 12:54 | 旅・散策::街・施設 |