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外国から学んだ事と同じ「現場に大胆な権限委譲をはかる」
2024年11月26日 テレビ東京「LIFE IS MONEY ~世の中お金で見てみよう」
> 愛知県に本社があるスーパー、ユニー。7年前に大幅な赤字となったが、その後V字回復

 現場に一定の権限が与えられるのは当然のことなのだが、これが日本の会社だと作用していない。アルバイト時代から色々な会社と付き合ってきたが俗に言う「ワンマン経営」が基本。よって全てが課長、部長を経て社長にしか決裁権がない会社だらけだった。

 ドンキホーテが登場する以前、学生時代に衝撃を受けたのが外国のホテルであって、従業員のランクによってお客様に対して自己の判断によって使える経費の上限額が定められていた。確かに下層のホテルではないけど、宿泊料からの利益として赤字になってしまう可能性があっても総合的に判断していた。

 たとえばチェックインで「ご旅行ですか?」、「うちの妻が誕生日なもんで」なんて会話があったとすると何時間も要さずバースデーケーキが出てきたり、チェックアウトの朝に知って時間がなくても花束を贈られたりと日本では有り得ない光景が待っていた。それら上司にお伺いをたてるなんて事は必要ないのだ。

 むしろ日本がすべきことだと思っていたが、現実はそうではなく「おもてなし」って本当にそうかと考えた。行うにしても間違うと「小さな親切、大きなお世話」となる。

 以前にも書いたが、自分の体験談として「上司に確認してみます」を連発されたため、心の中で「決められないお前が来るな!」って思ったことがある。

 自己の欲求を満たすだけのような親切の押し売りがある。たとえば英語が話せる子供が案内をしているのが話題になったことがあるが、本当に外国人観光客の希望に応じてやってるのか?報道から子供に対する優しさで応じていると読み取れることもあった。英語を使いたい欲求であって、本当に相手の希望に寄り添っているのかと。

 江戸時代より大都市は希な存在でしかなく、全国的に村社会が形成されてきた日本では今でも御山の大将が自己中ぶりを発揮して社会問題になってる。

 恐ろしいのは無能な奴に権限が与えられてしまうこと。損失が発生しても一定の責任を負える企業規模にならないと実現できないこともある。権限という意味で「スタンフォード監獄実験」では恐ろしい結果を招いたが、そこから役職(権限)を与えられると従順に遂行するという結果も得られているから総合的に正しく働く。

| emisaki | 2024-11-28 Thu 20:54 | 大衆媒体::テレビ全般 |