2024-03-19 Tue
「東京都」が「ひがしきょうと」のことだったなんて記事があったが、その流れで本当の京都の人はそうした表現はせず、洛北、洛東などの表現をすると知った。「洛」は日本では京都のこと。我々が「ひがしきょうと」を言うことがあるなら、400年以上も前のことなのに「都を貸してやってる」なんて嫌味を言われたときの嫌味返しで「ずっと東の京都」なんて言う。
洛を知らない人達が現れて東の京都ってことにしちゃったんだろうが東京でもドン引きしたことがあった。馬鹿じゃねーのって思った「西東京市」である。「三歩進んで二歩下がる」みたいな東なのに西だと矛盾する地名を付けてしまった。
東京では日本各地でも言うように江戸城を中心に城東、城西、城南、城北と言うが、これもほとんど江戸の末裔じゃなくなった東京では名称は残ってても言う人が激減してる。
「江戸」のままだったら変にはならなかったが「東京市」→「東京都」にしちゃってから「京の東」の概念が消滅し「東京」で1語の扱いにしちゃったのが悪い。
だから某県を揶揄して使うときに「北関東じゃなくて南東北地方だよ」って感じになってしまう。「西」以外の東西南北を使って意味不明だから思い込みでしか成り立ってない。
ずっと怒ってきたことだが、「充電なくなる(充電切れる)」みたいな日本語の酷い間違いのみならず、恐ろしい乱れにて思い込みでしか通用しない言葉を作りまくってる。
無知だらけになった日本語よりわかりやすいから例にすると「ギガ足りない」とか前例の充電の件も含めて文書(言葉)として成立してない。間抜けな言葉を真顔で受け止めてみればギガは桁の単位でしかないためギガで足りないならテラだろとしか言いようがない。隠語でもないのにお馬鹿さんたちだけで成立させてる。
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