2024-03-29 Fri
桜の調査をしていると信じがたい、有り得ない写真ってのが溢れてる。動画だと難しくなるため全体を加工することになるから花が赤すぎのは青空も赤っぽかった。やるなと言う権利などない。ただ、ステマ規制が施され、生成AIなどと言われる時代だからこそ意図的な加工は明確にされなければならない。旅先など調べてると多数に出くわす。
過去より広告の写真に嫌気が差してきたわけだが、SNSが台頭することによって情報を得ることが劇的に楽になりましたが反面で有り得ない映像が個人からも溢れかえるようになってしまった。
最悪感の喪失:化粧なる物理的な加工は現実だがデジタル処理は非現実
人間離れした不気味な顔に加工することができるプリント倶楽部が悪いのか、不気味な目になってるのを可愛いととんでもない勘違いをしているカラコン世代が悪いのか?
スマホでの桜の花を題材に写真の撮り方なんてインスタ動画を公開している奴がいたのだが、それって綺麗な写真の撮り方じゃなく、捏造写真の作り方じゃねーか!
大多数が歴史的に大勢の他人を見たこともなく顔を知らないのは当然だとしても、そうした田舎育ちの人間が自然を知らないだと!
誤認識して綺麗だと思う人がいたとしても、もはやそれは非現実的で写真ではない。
日本でも時刻によって太陽光が大気中を通過する距離が変化するため快晴でも空の色は変わってくるのだが、だとしても日本では有り得ないって色にされた写真が多数存在。
デジタルカメラ自体やスマートフォン内蔵カメラのソフトが勝手に加工することも多々ある。
同じように意図しないことでは、絞り値を自分で調整できるカメラを使ってれば設定した絞り値によって色味が変化して写るのは現象であって捏造じゃないのは解ってる。
人の目で青空に見えていても、空だけ撮れば青空に写せるが、地上の何かに露出を合わせて撮影すると空は露出オーバーになり真っ白に写るのが普通。
それは人間の目と違ってカメラはラチチュードが狭いのと人間の目は明暗を都合よく変える。それを埋める HDR なる合成技法なら加工でも捏造とは言えない。
人間の目を越えてない部分では我々が見てるのに近づける正しい加工処理をすればよい。
露出が狂って暗いから明るくした「補正」とは明らかに違い、批判対象は「意図的な加工」。
(加工と明示すればよい)
そんな加工写真を演出、作品と言うならばテレビ番組だって作品だから批判する権利がない。
宣伝なら「宣伝、PR」と書かねばならないように、カメラの特性や設定ミスからの不自然を除き、騙される側の観点から意図的な処理をして宣伝には「加工写真」と記載義務の法的規制が必要。
意図的な合成動画と語られていれば良いのだが何も書いてないのだらけ。
自分で撮影の厳しさ、難しさを体験しているが、事前に1分も露光したのに星空と花火を同時には写せず、泣く泣く画像処理ソフトで補正しまくって見えるまでにできただけだが完全な加工である。再挑戦を狙うにも、花火の日と天体現象が同じになる日は自分が生きてるうちどころか何百年も来ないだろうが、アナログ技にこそ価値がある。
だが若年ほど電子的な処理による捏造写真に違和感を覚えなくなったのか?
有名すぎる場所じゃなく日常的な桜の花の投稿写真から良さそうな場所はないかと探してきたが、その過程でプロ、セミプロなカメラマンほど捏造写真を投稿している。
加工による芸術作品と謳っていればよいのだが、観光宣伝のようになってるととんでもないこと。なぜならそんな世界はそこには存在しないからである。
Photoshopを使って加工を芸術技とでも勘違いしている連中が多すぎる。白紙から描いていたから画像処理ソフトを使っても歴とした芸術作品になるよ。
過去には画像処理ソフトの能力が低く、捏造に加担するのが大変な作業だったが、今ではパソコンに不慣れな人でも簡単にできるようになってしまった。
たとえば過去ならソメイヨシノのくせに赤(ピンク)すぎるだろって画面全体が赤っぽく加工されてるが今のソフトなら花の部分だけ赤っぽくすることができる。しかも加工境界が不自然にならない。
世間はテレビ番組を批判しながら自分は捏造しまくっているのが現実である。
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| emisaki | 2024-03-29 Fri 21:09 | 映像音声::情報・考察 |
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