2024-07-02 Tue
何度か再放送されてきたが本日はBSテレ東にて「ローカル路線バス乗り継ぎ旅 第21弾 大阪・堺~三重県 鳥羽」。スタート地点は南海本線 堺駅。学生時代に行ったときは田舎じゃないにしてもビルなんて建ってないローカル駅だった薄らした記憶がある。当時、携帯電話は誰が持ってるのか知らない大型の時代だったと思うし、インターネットなんて無いから頼りは書店の旅行コーナーにある紹介本だが観光地しかない。私が持っていたのは「ポケット地図」ちっちゃいやつ。
最初に降り立ったのはJR堺市駅、大阪府堺市だから主要駅という思い込みで行ってしまったら何もなかった。いまでこそタワーマンションが2棟も建ってるけど行った当時は眺めが良いくらい、あっても3~4階建てと平らだった。
路線バスの運転手さんが教えてくれたため南海高野線 堺東駅へ移動して「ああ、街があった」とホッとした。そこからまたバスで移動したが南海本線 堺駅も今でそこビルが建ってるが当時は何もなしで、すぐ海だった気がする。
次に三重県でも同じ失態をし、JRで移動してため四日市駅で降りて、そういう感じかと思ってしまったのだが、それから十数年後、名古屋へ入り浸るようになってインターネットもある時代だし、調べたら近鉄 四日市こそ街であったことが解った。それから二度と行く機会は訪れないと思った数々の場所へ行って「電車の駅前が栄えてる場所とは限らない」ことを思い知る。
テレビ番組「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」はパソコン、携帯電話、スマートフォンなど利用禁止のため紙の地図と誰かに尋ねることだけが許されてる。それって20年以上前なら普通だった。
初めて博多へ行ったとき、広範囲の情報を調べてなかったため中心地を少し外れたら全くわからなくなったため東京の友達へ電話して調べてもらったことがある。ホテルを取るには地図に載ってるビジネスホテル一覧から片っ端に電話をかけるしかない時代だよ。または観光案内所であっせんしてもらうか。
こんなだから一般の旅行には旅行会社なんて必要だったんだよな。引かれた線路の上を走るなんてお断りだいってことで、一括で手配してもらう旅行代理店が必要だと思ったことがない。
おんぶに抱っこじゃなく断片としては利用したことある。ビジネスホテル「予約代行サイト」でも旅行代理店になってしまうし、「ぷらっとこだま」は通常切符じゃなく旅行だから取り扱いはJR東海の子会社である旅行代理店のJR東海ツアーズとなるから。
ここも旅の醍醐味だと考えると、行きの電車時刻からホテル、途中の予定、帰りの時刻まで決められちゃどこが面白い? だからこそ「ローカル路線バス乗り継ぎ旅」番組が面白く感じるわけだ。
| emisaki | 2024-07-02 Tue 19:54 | 大衆媒体::テレビ全般 |
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