2024-07-05 Fri
検索履歴から関連する地域を「おすすめ」として表示してくる。その流れから静岡県駿東郡長泉町下土狩760−7の世界一小さな公園 [Googleストリートビュー]が出てきた。その場所、道が斜めに分岐するのだが直進で斜めに入らないようにし、幹線道路側からだと、いったん垂直に曲げてから斜めに進む。一方通行でないから当然の配慮なのだが一方通行でも同じ構造があるのは安全対策だろう。
一方通行でない場合、斜めの道路から出てきて左へ曲がる場合には150度くらいな角度で曲がらねばならなくなる。対向車線にまではみ出さないと曲がれない。内輪差を知らぬ歩行者を巻き込む可能性もある。2段階にして90度にしているのでしょう。ほかにも直進させると、ここの場合は丁字路に接続し、変形した四つ角になってしまう。
世界一小さな公園、これは言ったもん勝ちでしかない。公園の定義って何だと調べると「都市公園法」の第二条で定義されているが厳しい定めではなく、大きさに関係する決まりがない。
法律からは国や地方公共団体が設置、管理する場所となっていた。「公」という文字が使われているように民間には有り得ない。民園なんて聞いたことない。ネット検索で表示されたのは造園業者の社名でした。民家園はここで語る意味と違った。
都市部であると新たな道路を作って立ち退きで余った土地が変な形で残って空間になってることがよくある。そこは公的機関が管理する土地だが狭いから公園としないだけ。人は入らせず柵で囲って植物が植えられてることもある。
団地やマンション群となる場所では建設での批判を逃れるために準備していたり、建坪率から生まれる場所を部外者も受け入れる遊歩道や広場にして固定資産税逃れも定番だが、法的には違うが公園の名称を使用してることも多くありそうだ。ざっくりだが地図を複数の集合住宅の敷地を見たら大部分は名称なしで「~児童遊園」「~ひろば」が見られたものの「~公園」と称しているのはごく希だった。当然だが公的な登録じゃなく勝手に言ってるだけでしょう。
都営住宅であれば多く見られるが「公園」で良いわけで、独立行政法人なる半官半民のUR都市機構はどうなるんだ?敷地内で「公園」としているところがあった。
細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖 ©杉下右京
| emisaki | 2024-07-05 Fri 21:18 | 交通::情報・考察・計画 |
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