2024-08-25 Sun
昔のように記録媒体が使われなくなった近年では「ダビング」という言葉を聞かなくなっていた。テレビ録画では「ダビング10」なる誤用を助長させる方式名称となったがハードディスクで録画時間を増やすために再圧縮なんてやってると固有のテレビでしか視聴ができない強烈な支配体制のため馴染みがなくなった。
ダビングは音にしか関係がなく映像があっても音だけの話。音を付け替えることをダビングと言う。和製英語で言うアフレコがダビングだから、そのまま複写ならコピーやデュプリケート。
ですからビデオテープを出されて「これダビングしといて」と言われたら、例えばテレビ放送の副音声みたいにブツブツしゃべってる音声に差し替えちゃうのが正しい意味での行動になる。
英語表記のビデオデッキなどで DUB と書かれてるボタンは音声のみを上書きする機能だったが、世間のアホにボケぶりによって「ダビング」というカタカナ語はコピーの意味にされた。
「場見る」だから「場見り」になるわけがないし、「完パケ」は放送じゃなく包装業界用語だとか既にやったよう音楽や放送業界の奴らが知りもせず間違った業界用語を今でも作り出してる。
よって推測するにダビングという言葉はテレビ等を通じて間違って広まったのではなかろうか?業界側にいる歌手なんかが更に知りもしないくせに聞きつけて得意げに話したのが考えられるが、私が生まれる前には世間に出ていただろうから推測でしかない。
本件から放送業界のお馬鹿さんが包装業界用語である「完パケ」をパクった上に意味も取り違えて使い始めた原因が推察できる。テレビ局と関係したソフト販売業者なら完パケを使う可能性が高く、思わず使ってしまった業界用語をテレビ局側が勝手な意味で使い始めた可能性。そのようにテレビ局のどこかで後日に世間に大きな影響を及ぼす間抜けな会話がなされてるのさ。
週刊誌やネットメディアと程度が下がるごとに馬鹿丸出しの間違いを平然と使うことが増える。
ずっと取り扱ってきた件だが、日本人ってやつは正しい外来語が転がっているのに、新たな言葉に飛びつき、しかも意味を取り違えて使う間抜けな奇病、なぜなのか?
先頭へ △