2024-12-07 Sat
コロナ禍で竜宮城に引き籠もってた浦島太郎、帰ってくれば変わったことがありすぎる。愛知県に精通していた頃に知った店、どうなったか調べたら愛知県から進出の2店舗が閉店。
個人的にOVALEは手土産に使ってた。熱海まで運んだときは東海道本線から逸れなければならないため面倒。今でこそ熱海って外部からの出店が多く他の有名大型観光地のよう各地の有名店が進出する地になってるが、当時は地元の店しかなく別荘族も物資は外部からが基本だったから乗り換えである東京駅周辺が使いやすかった。
熱海でも鎌倉でも同じバカな事を言う地元民がいた。「外部の業者ばかり」ってことだが、鳩サブレーで巨大観光地やっていけんのかと言ってやりたかった。俗に言う「有名税」とやらも生じるが、外部の業者なくして有名観光地は維持できない。それは伊勢や京都とて同じなのだ。
→ 鎌倉OVALE 神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目9−23 [2018年5月のGoogleストリートビュー]
観光激戦区である鎌倉で12年は長いほうと言える。定番商品で長続きするには老舗の域に入らないと無理だから鎌倉なんぞでは常に新しい商品を展開しないと飽きられる。
跡地も、大仏さまの福みみ、大仏さまのプリンと短期的にリニューアルもコロナ禍が災いしたのか続かす、今は呉服屋になってた。
鎌倉は小町通りのほうが入れ替えが激しく2~3年前の情報が使えない。同じ経営者だとしても長く営業するには何年かで一新してしまうほど中身を変える必要がある。
鎌倉など有名どころは、ずっと前から店が入れ替わることによって新鮮味を維持した。だから閉店は恐れることではなく、次に来る店がないことが恐れることだ。
→ ダイワ中目黒店 目黒区上目黒1丁目13−6 [2022年10月 Googleストリートビュー]
計画されてただろうが開業したとき新型コロナウイルスが蔓延してたのが、目黒区上目黒に出店したダイワスーパー(ダイワ中目黒店)も2024年10月31日に閉店となった。
そもそも岡崎市でコストパーフォーマンスの良さから行列ができていたのに、東京の目黒だからって高級路線をやっちまったが高級品なら競合店が多く、常客にしたかった金持ちは来ないと思う。
コロナ禍で行き先がなく、インスタ映えの一般が物珍しく高値で買っても一巡したら終了。最初から短期勝負を狙ってたならもっと前に撤退してたはず。関東、東京の怖さを知ったかも。
若年層を相手にしていれば当然のことで、年代を古くしたって、ナタデココ、ティラミス、パンナコッタ、そしてタピオカとブームとは全て一過性である。
個人規模の出店が多い飲食業は市場調査がままならず、初期投資が高く、利益率が低く、新しいのを次々と展開できないため短期的に勝負がつく。1年以内に閉店もよく目にするが、業界では「10年での廃業率は90%」と言われ業務用器具の中古市場が形成されてる。
観光要素じゃなく日常生活においてもシャッター通り商店街になるのは井の中の蛙だから店が出している品の価格が見合ってるか知りもせず、出せば売れると勘違いが多すぎる。
≪ 続きを隠す
先頭へ △