2024-10-27 Sun
JR東海に「南紀熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)」があるように、かつてはJR西日本に「南紀パス」というのがあった。名古屋ではなく大阪でのイベント観覧とセットで考えていたのだが、東日本大震災が起きて観光どころではなくなり、気づいた頃には廃止されてた。JR東日本のほうが大量にお得な切符が廃止になった時期。2016年に名古屋でのイベント観覧から「南紀熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)」を使ったわけだが、「南紀パス」のほうが安かったんだよね。
12年も前の話、新大阪から6000円で特急くろしおの自由席、田辺から新宮までがフリー区間(大辺路、中辺路)で半額で旅できた。パンダ、岩(一枚岩、橋杭岩ほか)、熊野古道、熊野三山と周遊することができ名所への路線バスも込み。田辺から路線バスで熊野本宮大社、そして新宮まで行け、紀伊勝浦から那智山のバスも込み。
当時の調査を思い起こすと大阪から白浜の海水浴場やアドベンチャーワールドの利用客が多かったが、特急くろしおの往復だけで元が取れたからでしょう。
「南紀パス」の値段からして、パンダを見るだけで良い場合にアドベンチャーワールドの入園料が重くのしかかってきた。定期的に調査してた2004~2009年頃から現在まで急激に変わり、4100円→4500円→4800円(2020年3月)→5300円(2022年4月)となった。パンダが高いのか遊園地みたいなのを併設するから高いのか? 上野600、鼠7900~10900、犬8600~10900、猫3900~5900という数字と共に見てしまう。
儲けてるのではなく立地条件が悪いのに高額経費がかかるのを抱え込みすぎて効率が悪い。ただでさえ都市部から離れてるのにコロナ禍のよう動きがなくなると経営が危機的状態になる。セット料金が見当たらなかったのは割り引けないからだと考えた。
中辺路を周れば半額どころじゃない。新大阪→紀伊田辺 約5千円、田辺駅→本宮大社前 2100円、本宮大社→新宮駅 1560円、新宮→紀伊勝浦 240円、紀伊勝浦→那智山 往復1260円、紀伊勝浦→新大阪 約7千円だと17,160円となるが南紀パスなら6,000円だった。
名古屋からの「南紀熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)」でも9千円台で安いのだが「南紀パス」は恐るべきコストパーフォーマンスの良さにて使えなかったのを悔やんだが、計画したとき大阪よりも名古屋へ行くことが劇的に増えてしまってた。
このあたりを思い出すと九州新幹線が博多~新八代までだった頃に「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」とか関西地域で広域に多種の乗り物に乗れた「スルッとKANSAI」が使えなかったのも悲しい。
今は「大阪周遊パス」ってのがあるが施設の入場や利用無料が含まれる一方で行動範囲が狭い。「スルッとKANSAI」だと当時は最大3日間までの料金設定があり、大阪の大部分、京都(南部)、奈良(北部)、兵庫(南部 姫路)まで移動できた。
キリがないんだが、社会に出たての小僧の頃には使いっ走り状態だったからJRの山手線内均一回数券とか東京メトロの時差回数券とか定期券入れに並べて差し込んでたな。SFカード(イオカード)、バス得とやらへ改悪でバス得も廃止。回数券も廃止。
ここ十何年かで新しいのができても料金は上がって中身は廉価版のため廃止の一方に見えている。
#廃止された切符
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「南紀パス」の値段からして、パンダを見るだけで良い場合にアドベンチャーワールドの入園料が重くのしかかってきた。定期的に調査してた2004~2009年頃から現在まで急激に変わり、4100円→4500円→4800円(2020年3月)→5300円(2022年4月)となった。パンダが高いのか遊園地みたいなのを併設するから高いのか? 上野600、鼠7900~10900、犬8600~10900、猫3900~5900という数字と共に見てしまう。
儲けてるのではなく立地条件が悪いのに高額経費がかかるのを抱え込みすぎて効率が悪い。ただでさえ都市部から離れてるのにコロナ禍のよう動きがなくなると経営が危機的状態になる。セット料金が見当たらなかったのは割り引けないからだと考えた。
中辺路を周れば半額どころじゃない。新大阪→紀伊田辺 約5千円、田辺駅→本宮大社前 2100円、本宮大社→新宮駅 1560円、新宮→紀伊勝浦 240円、紀伊勝浦→那智山 往復1260円、紀伊勝浦→新大阪 約7千円だと17,160円となるが南紀パスなら6,000円だった。
名古屋からの「南紀熊野古道フリーきっぷ(中辺路コース)」でも9千円台で安いのだが「南紀パス」は恐るべきコストパーフォーマンスの良さにて使えなかったのを悔やんだが、計画したとき大阪よりも名古屋へ行くことが劇的に増えてしまってた。
このあたりを思い出すと九州新幹線が博多~新八代までだった頃に「ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷ」とか関西地域で広域に多種の乗り物に乗れた「スルッとKANSAI」が使えなかったのも悲しい。
今は「大阪周遊パス」ってのがあるが施設の入場や利用無料が含まれる一方で行動範囲が狭い。「スルッとKANSAI」だと当時は最大3日間までの料金設定があり、大阪の大部分、京都(南部)、奈良(北部)、兵庫(南部 姫路)まで移動できた。
キリがないんだが、社会に出たての小僧の頃には使いっ走り状態だったからJRの山手線内均一回数券とか東京メトロの時差回数券とか定期券入れに並べて差し込んでたな。SFカード(イオカード)、バス得とやらへ改悪でバス得も廃止。回数券も廃止。
ここ十何年かで新しいのができても料金は上がって中身は廉価版のため廃止の一方に見えている。
#廃止された切符
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| emisaki | 2024-10-27 Sun 20:57 | 交通::情報・考察・計画 |
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