2025-04-04 Fri
主婦から「マルチタスク」なる言葉が出てきてびっくりした。そこから派生して複数のことを同時に行う意味になってるが、語源はコンピューターの multi-tasking で複数のプログラム(ソフトウェア)を同時に動かすことだから歴史的には新語である。今回は正しい意味で使われ安堵した。一般化したかは不明である。なぜなら自分の立場を上に見せようとする奴ほど誰も使ってないような外国語をカタカナ語にして使う。相手は「ちょっとナニ言ってんのかわかんないですけど-」とは言い返さず知らないを恥と捉えてしまうから。ある種の人達による相手を丸め込むとき使う手口でもあるから『カタカナ語だらけの奴は要注意』。
「駄目」「一目置く」、「切羽詰まる」「つばぜり合い」など固有環境から一般化した言葉は多くあるため拒絶反応はないのだが、そのような日本語と違って『知りもしないくせに真似して言うから意味を間違って使う』のが特に多いコンピューター用語。
専門用語だからじゃなく、単純な英語を理解してないから間違うことも多い。家(建物)の英語はハウスですからホームではない。そこからカタカナの悪面、お馬鹿さん大集合業界が FORM と HOME を間違った上に意味として適用できない英語を使ってしまった。
過去に何度も指摘したが、「ホームページ」の意味は自分が拠点とするウェブページのブックマークであるため自分や自社で作ったウェブページのことじゃない。
「ハンドルネーム」じゃなく「スクリーンネーム」、専門用語では「ハンドル」と言い、ネームを付けると重言になるから“頭痛が痛い”と嫌味を書いてきた。「ハンドル」の語源はアマチュア無線での通信(会話)にて実名じゃなく名乗った別名からきている。
これは難しくなるがコンピュータープログラミング(特にC言語系)で「ポインター」と「ハンドル」の意味の違いが解ってると「ネーム」じゃなく「ハンドル」と言う英語が理解できる。
「バグ」は本当に虫が混入して動作障害が起きたことから名付けられたが、その後に人為的な障害でも言うようなりプログラムのバグは最初から狂わせてたわけで後から起きる故障ではない。
「フラグが立つ」はゲームプログラム等において確率やランダムに動作条件が変更された状態であり、パチンコなら当たりの確率が上がる「確率変動」が起きる内部的な状態を示す。
知らぬを恥とする悪い文化が「知ったかぶり」をさせ意味をねじ曲げてしまう。間違ったまま広まるってことは全体が恥知らずってことなんですよ。
知らなきゃ日本語で言えとも訴えてきたが、ロクに日本語も使えなくなっていたし、コンピューター関連用語って日本語にしたら複雑になってしまう。そもそも英語で HARD DRIVE と言ったところで磁気記憶装置である言葉の要素は何一つとして含まれてないんだから。
「おいしいグルメ」…おまえは人食い人種かって怒ってきたが食べ物の意味で使い続ける馬鹿者。
マスメディアが間違い続けるのは、いい加減にしていただきたい。大手もだが三流週刊誌なんぞのネット記事を書くコタツ記者なんぞは国語も知らぬド素人だらけだから。
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